たまごの殻に絵を描いたのは中学校2年の時でした。
学校の宿題でたまごの殻に「こけし」の絵を描いて先生に見せたところ、評価され作品展で「金賞」を
もらいました。
それまで何をやってもダメで勉強も運動も音楽もすべて自信のない少年時代を過ごしました。
本名は「かつぞう」なのに友達からは「まけぞう」と呼ばれていました。
この「金賞」は私にとっても大きな喜びでしたが、私以上に喜んでくれたのは母でした。それまでに
何一つ褒める所のない息子の事をこの時とばかりおおげさに褒めてくれました。
わざわざ隣近所に教えるほどに我が息子の事を自慢していました。
私は「自分にも褒められる物があった」と気が付いてそれ以来ずうっと趣味として続けて来ました。
気が付けば55年の月日が流れていました。
こんな体験をふまえて子供たちには次の3点をお話ししてからワークショップを開いています。
1、大好きな事を見つけてそれをずうっと続ける事の大切さ
2、創意工夫する事の大切さ(普段捨てられるたまごの殻も宝物になる)
3、「タマゴの殻はこわれやすい」人の心も同じなんだよ。だから思いやりの心を忘れずに。
行事が終了し参加者の作品と笑顔を見る事が何よりうれしく最高の喜びです。
- えっぐおじさんの経歴
- 1950年10月26日 秋田県由利本荘市鳥海町生まれ
東北学院大学経済学部卒 - 35年間勤務した宮城県仙台市に本社がある総合商社を退職後は、中学2年(14歳)の時から続けて来た
趣味を生かして「えっぐクラフト」として全国各地でワークショップを展開するようになり現在に至る。 - 平成20年10月 宮城県名取市市制50周年記念にて 「名取市民賞」受賞
- 著書
「魔法のたまごのおはなし1個目」 平成26年7月30日
「魔法のたまごのおはなし2個目」 平成29年6月 1日
「魔法のたまごのおはなし3個目」 令和 2年6月 1日
※まもなく「魔法のたまごのおはなし3個目」を発刊予定です。
発刊予定は令和2年6月1日です。
ご希望の方は1冊300円(送料込み)でお届けいたします。
(1冊でも構いませんがなるべく3冊以上でお願い致します)お申し込みは
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魔法のたまごのおはなし3個目
魔法のたまごのおはなし1個目 (完売しました) |
魔法のたまごのおはなし2個目 (完売しました) |